モジュール詳細:D

おそらく存在する中で最悪のモジュール。

ブラインド・アレイの付録BLANKを参照し、空白モジュールの特定をする。

このモジュールは空白だが、モジュールの上にカーソルを合わせると英字Dが表示される。

モジュールを解除するには、爆弾の値Dに応じてDを六回押す。

「サイモンの貯留(Simon Stores)」由来のD (前半三回の押すタイミング)

Dを求めるには、シリアルナンバーにある文字(三十六進数表記)の和を取得すればいい。

もしくは……この参照表を使用してシリアルナンバーの各文字に対応する値の和を取得する(どちらの方法でも同じ値を得られる)。 参照するシリアルナンバーの文字を、色がついている列のペアのうち左側の列に使用して、右側の列から三十六進数における値を取得する。

0066 C12I18 O24U30
1177 D13J19 P25V31
2288 E14K20 Q26W32
3399 F15L21 R27X33
44A10 G16M22 S28Y34
55B11 H17N23 T29Z35


この値が100未満の場合、先頭にゼロを一つ追加する。この値は次のセクションで得た回答の前に追加するため、覚えておくこと。

「終末忘る(OmegaForget)」由来のD (後半三回の押すタイミング)

現在のD(先程のセクションで求めたもの)を3で割った余りを求め、結果に基づいてシリアルナンバー内の文字を二つ使用する。

  • 結果が0の場合、シリアルナンバーの一番目と二番目の文字を使用する。
  • 結果が1の場合、シリアルナンバーの三番目と四番目の文字を使用する。
  • 結果が2の場合、シリアルナンバーの五番目と六番目の文字を使用する。

注:爆弾に「終末忘る(OmegaForget)」モジュールがある場合、二つの文字の順番を入れ替える。

結果を二桁の六十四進数の数字(A=0, Z=25, 0=52, 9=61)と解釈する。これを十進数に変換する。

もしくは……この参照表を使用して、必要なシリアルナンバーの二文字を探す。 一文字目の値に64を掛け、二文字目の値を足す。参照するシリアルナンバーの文字を、色がついている列のペアのうち左側の列に使用して、右側の列から六十四進数における値を取得する。

052658 C2I8 O14U20
153759 D3J9 P15V21
254860 E4K10 Q16W22
355961 F5L11 R17X23
456A0 G6M12 S18Y24
557B1 H7N13 T19Z25


この処理が終了したら、下三桁(つまり1000で割った余り)を取得する。長さが3桁になるまで先頭にゼロを追加し、前のページから得た結果をこの数字の先頭に配置する。 六桁の文字列が得られたら、それをモジュールに送信する。

モジュールへの送信(および例)

モジュールへ送信するために、前二つのページから得られた結果を取得する。 最上位桁から最下位桁の順に、カウントダウンタイマーの下一桁が対応する数字と一致した時にDを押す。

例えば、爆弾のシリアルナンバーが 4D1HM4の場合、Dは4+13+1+17+22+4=61となる。先頭に0を配置すると061となる。 Dを3で割った余りは1である。シリアルナンバーの三番目と四番目の文字(1H)を使用する。「終末忘る(Omegaforget)」モジュールがないことを確認したため、文字の交換は行わない。1=53でH=7であり、53 × 64 + 7 = 3399となる。下三桁を取得して、399を得られる。この場合、送信内容は061399になる。 このシーンでは、処理担当者はカウントダウンタイマーの下一桁が0の時にモジュールを押し、次に6の時にモジュールを再度押し、1の時、3の時、9の時、そして最後に9の時にもう一度モジュールを押すことになる。

入力間に待機時間があってもペナルティは発生せず、同じ数字を連続で入力するためにダブルタップしても問題ない。

モジュールは、6つの数字を入力した時点で解除されるかミスが記録される。モジュールにミスが記録された場合、(間違いが分かったら)再度正しい回答をモジュールに入力し直す必要がある。

モジュール詳細:Dの逆ユニコーンルール

このルールはおそらく、解除を邪魔するためだけに存在しているのだろう。私はこれについて、モジュール名に絡めたジョークを言うつもりだったが、他のみんなはそれを嫌った。

「D」を解除する際、以下の三つのエッジワーク条件を確認すること。

  1. DVI-Dポートのみが搭載されたポートプレート。
  2. SNDまたはINDインジケーターが存在する。
  3. 少なくとも一つの単1バッテリーがあり、単3バッテリーがない。

二つまたは三つの条件が当てはまる場合、いずれかの「D」を解除する前に、爆弾にあるすべての「サイモンの貯留(Simon Stores)」と「極貯留(UltraStores)」を先に解除しなければいけない。 未解除の「サイモンの貯留(Simon Stores)」や「極貯留(UltraStores)」がある状態で「D」を解除しようとすると、「D」の回答の正誤に関わらずミスが記録される。

ただし……「組織(Organization)」がある場合、このユニコーンルールを無視する。